いよいよ、12月に入り、Xmasの雰囲気になってきましたね。
私がよくいくカフェでは、サンタの音楽が流れています。
今も、ほっとコーヒーを飲みながら、記事を書いているところです笑
今回は、帰国生の慶応入試について。
慶應義塾
言わずと知れた、私学の名門。
福沢諭吉が創立した、日本で最も伝統のある学校のひとつです。
毎年入試対応をしていると、どうしても慶応に入れたい、何がなんでも慶応!なーんて家も多くありますが、今も海外に住んでいて、うちの子も慶応入れたいわ!とお考えの家庭もあるのでは?
ただ、なんとなく、目指すのではなく、
ちゃーんと、学校のしくみや入試システムがわかっていないと、情報が少なくなりがちの海外からの受験は、なかなかうまくいきません。
そこで今回のテーマは、『帰国生の慶応入試~入門編~』
慶応入試を知るために、まずは学校紹介から。
意外とたくさんあって驚きますよ。
小学校からご紹介。慶応には2つの小学校があります。
“幼稚舎”と“横浜初等部”。
幼稚舎は、幼稚園と間違えられることがよくありますが、ここは、慶応小学校という位置づけで、お受験界では、最強ブランドでしょう。
そして、次に横浜あざみ野に、今年開学したばかりの、横浜初等部。
ここも人気がでてきており、田園都市線・あざみ野駅周辺には、幼児教室もぞくぞくと出店してます笑
→2019年に一期生が湘南藤沢中等部に入学予定。結果、一般枠の定員が120名→70名に変更。
次に中学校は、3つ。
普通部、湘南藤沢(SFC)、中等部。
普通部は、男子校でそのほかは、共学。
この普通部は、慶応の王道。歴史と伝統は群を抜いています。日吉キャンパスの近くにあり、昔から普通部→義塾高校→経済学部が、慶応のエリートコースなんて呼ばれていたり。
そして高校は、5つもあります。
慶応義塾、慶応志木、慶応女子、慶応SFC、慶応NY学院。
あれ、慶応NY
そうなんです。
慶応には、米国・ニューヨークに付属学校があるんです。
あまり知られていないんですが、こちらは、またの機会に詳しく記事を書きますね。
ちなみに、立教は英国に付属学校をもっていたりします。
そして、大学、大学院がつづく。
さて、ここで問題です。
この中で、帰国生がよく狙う学校はどこでしょう??
答えは、、、
湘南藤沢(SFC)。
え?湘南藤沢?SFCって?
はじめて聞く方からすると意味がわからないですよね。
では、その歴史と背景から。
このキャンパスは、1990年にできたキャンパス、
藤沢市の小田急湘南台駅近くにあります。駅からバスで15分~20分程度の田舎?にどーんとあります。めちゃくちゃ勉強に打ち込めます笑
そして、SFCとは、この湘南藤沢キャンパスを略して
S(湘南) F(藤沢) C(キャンパス)
大学の学部は、総合政策学部と環境情報学部、看護医療学部の3つがあり、
90年代から、革新的な大学改革(AO入試の導入など)をしていることで、注目されています。特に卒業生には、起業する学生が多くいるなど、日本の大学の中でも、いい意味で異色です。アメリカ西海岸の大学に近いイメージでしょうか。カリキュラム面も海外の大学に近い内容です。このキャンパスでは、外国語とITに力をいれているので、必然的に帰国生が集まりやすい入試にしてあります。
例えば、大学入試では、英語・小論文のみで受験可能。
これは圧倒的に帰国子女に有利な入試ですよね。
中学や高校の帰国入試は、それぞれ30名定員があるなど(慶応義塾高は若干名)、帰国生が自然と集まるようになっています。在校生の約3割が帰国生という環境です。
一口に慶応といっても、帰国生からみると、本当に違う学校みたいですよね。また、各学校の特徴や受験についてもお話していきます。
参考記事
【小学校】
・幼稚舎
・横浜初等部
【中学】
・普通部
・中等部
・湘南藤沢中
【高校】
・慶應義塾高
・慶應女子高
・慶應志木高
・慶應湘南藤沢高等部
・慶應ニューヨーク学院
【大学】
【その他】
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それでは次回も、帰国入試の知識を増やしていきましょ!