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慶應義塾大学日吉キャンパス 引用元 http://blog.goo.ne.jp/hiyoshi2103
今回お話するのは、慶應義塾系中学の学費について。
慶應の中学の学費は高いのか?
ーはい、首都圏私立中の平均学費額と比べ高いです。
一般的に私立中学や高校の授業料は、公立・国立に比べて高額です。特に、慶應系中学の学費は首都圏TOPクラス。慶應医学部の学費は、私大医学部の中で低額であることで有名ですが、一貫教育校に関しては、そうではありません。
もちろん、慶應なら授業料がいくらかかってもいい!という家もあるかと思いますが、何事も判断するときには選択肢について、しっかり調べておくことが大切です。
今回は、リアルなお話。慶應系中学の学費について、一緒に勉強しましょう!
※以下、すべて円表示省略。
※慶應義塾HPより引用。
①【慶應義塾中等部・普通部の学費って?】
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中等部or普通部合格後、必要な学費は以下です。
【過年度】
     入学金  340000
     授業料  860000
   施設設備費  130000 
     教材費   13390
  その他の費用   15000
新入生納付金合計 1358390
(在学生納付金合計 1018390)
3年間合計金額  3395170
特徴は、普通部と中等部がすべて同じ金額であること。これは、SFCにも言える事ですが、3校とも授業料が一律年間86万円です。しかし、首都圏の私立中学の平均授業料が約45万円※であることを考えると、私立中学の中で慶應系中学の学費は決して安くはありません。次に湘南藤沢中等部について。
※東京都調べ
②【慶應義塾湘南藤沢中等部の学費って?!】
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【過年度】     
     入学金  340000
     授業料  860000
   教育充実費  270000 
     教材費       0
  その他の費用   25000
新入生納付金合計 1495000
(在学生納付金合計 1155000)
3年間合計金額  3805000
湘南藤沢(SFC)中等部は、前者の2校に比べ、総額が約2割弱高いことが特徴です。なぜなら、SFCの象徴であるIT環境整備のために教育充実費が上乗せされているからです。実際、SFC中等部・高等部の校舎は、慶應大学(湘南藤沢キャンパス)内に位置しています。当然ながら、中学生の時から、慶應大学生や大学院生が最先端のITを研究している環境で過ごせることは、いい刺激になるでしょう。
③【そのまま慶應系高校に進学した時の学費って?!】
そのまま慶應系高校へ進学したケース別の合計額を見てみましょう。
ー湘南藤沢中等部⇒高等部へ進学した場合ー
6年間の学費合計額 7440000
ー普通部⇒慶應義塾高校へ進学した場合ー
6年間の学費合計額 6420530 
ー中等部⇒慶應女子高へ進学した場合ー
6年間の学費合計額 6078620
まず驚くことは、同じ慶應の教育一貫校といっても、学校によって学費が大きく異なることです。同じ慶應系高校といっても3年間でかかる学費は、慶應女子(約270万円)SFC高等部(約380万円)と、100万円以上違います。設備費やカリキュラムが違うからです。同じ高校でも、入学後どのような環境であるのかしっかりと事前に調べておきましょう!
※もちろん、学費が高ければ、すべての面で優れているというわけではありません。大切なことは、生徒と校風が合うかどうかですよ
④【受験にかかる塾の費用って?!】
中学受験対策の塾費用についても考えなければなりません。一般的な例として、小学4年からはじめる場合、塾にもよりますが、おおむね費用の平均額は、約200万~250万円程度かかります。
現在、海外にいる方も海外にある塾や通信教育をしながら準備していくことになると思います。授業料のみならず、準備の労力まで合わせると、中学受験をするだけで相当な投資をすることになります。
そうすると、慶應系中学を受験⇒入学⇒高校卒業までにかかる金額は、少なくとも総額1000万円。大学の4年分の学費も追加されると、大学卒業するまでに約1500万円前後かかります。中学受験をするというのは、それだけの努力や費用が必要なのです。
一方で、慶應での経験や人脈は、将来お金に変えられない、かけがえのない財産だという卒業生(慶應内でいう『塾員』)が多いのも事実。特に思春期を、どのような環境で過ごすのかは、非常に大切です。これらのことを踏まえた上で、『中学受験をやってよかった』と振り返られるような選択をしてくださいね。
それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょ!
今、中学受験をするか迷っている方は、参考にしてみてくださいね。