今回お話するのは、帰国入試当日までに保護者がすべき準備について。後回しにしがちなことについて、今回短めにご紹介しますね。
①航空券の予約
なんといっても、航空券を予約が最優先。日程も余裕をもって計画することが大切です。特に、オープンチケットという種類の航空券を取っておくと、急遽日程が延びる場合でも、帰りの便を柔軟に選べます。
※オープンチケットとは、搭乗区間と有効期限だけが決められており、帰国便(復路)は、後日予約できる航空券のこと。
日本航空(JAL)⇒https://www.jal.co.jp/dom/service/open/
②ホテルの予約
1月・2月は地域によって、雪が降ることがあります。自宅から出発する方を除いて、ホテルを予約する方は、なるべく学校から近くアクセスしやすいホテルを選びましょう。具体例を挙げると、水道橋・お茶の水近辺の学校を受験する場合、東京ドームホテルが人気です。
宿泊する際の工夫として、必ず浴槽に水をためておいたり、濡れたバスタオルを干して部屋の乾燥予防をすることがおすすめ。ホテルの客室は、非常に乾燥しやすいですからね。喉の痛みひとつで、当日の受験生のコンディションは大きく変わります。
③入試当日と同じシミュレーションを!
意外と見落しがちなことが、当日と同じ時間帯で、シミュレーションをすること。ホテルから学校への行き方を確認する方は多いのですが、入試当日と同じ時間帯・同じ曜日で確認する方は多くありません。実際にシミュレーションすることで、電車やバスの込み具合、冷え具合などの環境面を知ることができます。
そうすれば、当日の様子を予測して、例えばカイロや上着の枚数などの準備ができます。入試は、水物と言われるように、入試本番で最高の力を出せるかどうかは、環境面に大きく左右されます。このような小さな工夫を徹底できるかどうかで、当日の環境は大きく変わります。
小さなことを、
当たり前の確認を、
徹底的して行う。
万全の準備をして、最高のコンディションで受験に挑んでくださいね。応援しています。
それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょ!