今年の中学入試(一般・帰国)において、受験者数が9年連続増加・過去最多の結果になりました。
首都圏模試センターの公表によると、公立中高一貫校の受検生を合わせると推定63,286名が今年受験したとのこと。
首都圏の小6生全体が約29.5万名であることを考えると、4.65人に1人が受験した計算になります。※文京区や港区では、2人に1人が受験。
少子化と言われる中、中学入学後の環境などを考慮し、中学受験を選択されるご家庭の比率は、着実に高まってきていますね。ちなみに、帰国生入試においても、首都圏の私学約300校のうち、200校強の学校で帰国生入試が実施されました。
帰国枠の定員も年々少しずつ増加しており、海外帰国生にとってチャレンジできる機会が増えています。
また、ある中学では、帰国生入試からの入学予定者が想定よりも多かったため、一般入試を絞らざるをえなかったなど帰国生入試が一般入試に直接的に影響を与える珍しい場面もありました。
一般入試で出題された問題が数年後に帰国生入試で出題されたり、出題傾向が踏襲されたりするなど、帰国生入試と一般入試は、以前より連動してきています。
今年受験生の方は、帰国生入試だけでなく、一般入試に関する情報や結果にも、アンテナを立てておきましょう。
参考にしてみてくださいね!