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ベトナム・ホーチミン
今回お話しするのは、
アジアからの帰国受験について。
海外に住む子供が、どのエリアに
最も住んでいるか、ご存知でしょうか。
正解は、アジア
2018年度のデータによると、
海外在住の全邦人子女数が84,253名のうち、
33,868名がアジアに住んでいます。
その割合、なんと 40.1% !!!
約4割の海外生がアジア在住なのです。
その約半数近くの15,433人が日本人学校に通っており、
アジア在住の子供は年々増加しています。
様々な文化、価値観に溢れるアジアで幼少期を過ごした経験は、
将来的にプラスな影響を与えることは間違いありません。
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海外子女教育振興財団HPより
一方、アジアからの帰国生で、共通する悩みもあります。
それは、英語(または現地語)が話せないということ。
日本人学校で学んだ生徒も多いため、
英語はもちろん、その国の言葉も話せないのです。
海外に住んでいるときはあまり感じることもないのですが、
帰国して地元の学校などに転入すると、
英語話せるの?など、国内生に聞かれたりして、
コンプレックスに感じる生徒も多いのも事実です。
しかし、帰国生を受け入れる中学や高校が、
帰国生に求めているのは、英語だけではありません。
帰国生が海外でどのような知見や経験を得たか、
入学後に国内生にどれほど好影響を与えられるか
をみているのです。
それが証拠に、英語を課さない(特に中学受験)
で受験できる学校のほとんどでは面接を課しています。
当然、ただ単に、海外に住んでいたというだけでは、
何の価値もありません。
その国の食事や言語、風習などを実体験として、
いかに感じる場面があったか語れることが何より大切です。
今は、このような情勢ですので、
なかなか外を自由に歩き回ったりはできないとは思いますが、
家にいる時間に家族で、日本と住んでいる(いた)国との違いを考えてみると、
意外な気づきがあるものです。
ポイントは、『日本との違いは何か』
参考にしてみてくださいね!