2020年度版の帰国生入試 偏差値について。
首都圏の4大模試と言われる、SAPIX・日能研・四谷大塚・首都圏模試では各中学校の合格率80%ラインを示した入試日程別の「偏差値一覧表」を出しています。特に帰国生の多くが受験し、かつ帰国枠主要校の偏差値を網羅しているのが四谷大塚。
各学校によって入試問題や日程が異なるため、一概に比較するのは難しいのですが、合格者の成績から算出されたデータは入試のレベル感を把握するのに役立ちます。注意しなければならないのが、入試方式に英語が含まれるかどうか。4大模試には英語科目がないため、英語を主要科目とする帰国枠の偏差値は出ないのです。例)渋谷幕張(帰国)など。
また英語・算数・国語の3科目入試の場合、合否における英語の比重は学校によっても異なるため、参考程度に捉えるのが良いでしょう。逆に、算数・国語のみを入試科目とする学校(立教女学院や学習院女子など)の偏差値データ・数値は精度が高いと言えます。
★共学校・男子校・女子校
カッコ内・・・入試日(2020年度)
68
67 渋渋(1/27女子)
66聖光学院(1/11)
65
64 渋渋(1/27男子)
63 慶應湘南(2/2女子)
62
61 海城(1/7)
60 慶應湘南(2/2男子)
59 洗足B(1/11)、市川(1/20女子)
58 市川(1/20男子)
57
56
55 攻玉社(1/10)
立教女学院(12/21)、学習院女子(1/18)
54
53 逗子開成(12/26)、都市大II類(1/6)
52
51 大妻(12/15)
50 都市大I類(1/6)
最後に、興味がある方は一般枠と帰国枠の偏差値を比較してみてください。多くの学校では、約3〜5ポイントほど帰国枠の方が偏差値が低く、帰国枠にチャンスがあることがわかります。受験生は、是非このチャンスを生かしましょう。
参考にしてみてくださいね!