皆さんのお住まいの地域の言語は何語ですか?
英語、フランス語、中国語、スペイン語など、、様々でしょう。
それでは、帰国入試においては最も試験科目になっている科目は、何でしょうか??
渋谷教育学園幕張中学・高校
、、、言わずもがな、英語です。笑
一般入試から帰国入試までほぼ組み込まれています。ただし、その割合は学校によってさまざま。そこで今回は、帰国入試における英語という科目についてお話します。ちょっと短めに。
まず、帰国入試は、国立・私立問わず、3科(英・数・国)学力試験+面接という学校が標準的です。その中でも、特に英語を重視している高校は、以下の4つのタイプに分類できます。
①入試科目が英語のみ
⇒渋谷教育学園幕張や桐光高校など。
②英語の配点を重視
⇒桐蔭学園(英語の配点を二倍にしています。その分難しめ。)
③提出書類に英語系資格
⇒早稲田大学本庄高等学院I選抜(帰国生の推薦)学力試験は、数学・国語のみ。
④数国は一般入試と同一問題。英語のみ帰国生用問題。
⇒慶應義塾湘南藤沢高等部。英語のみ帰国生は、難しめの問題が出題。
ただ、実は、国内の一般生と同じ問題がでることのほうが大変です。なぜなら、海外にいる間に、数国を慶應レベルまで高める事が難しいからです。徹底的な対策が必要となります。
年にもよりますが、SFCは、逆に英語が難しすぎて差がつかず、(非英語圏の生徒が、)数国をしっかり仕上げてさらっと合格してしまうことも結構あったりします。
このように、英語が大得意という生徒でも、きちんと志望校の入試制度を知ったうえで、受験準備をやっておく必要があります。そして、同時に、一般入試組と同レベルまでに、数学国語も鍛えておくと、間違いなく選択肢と合格可能性は広がり、結果、自分の学びたい環境を手に入れやすくなるでしょう。
これらのことから、今年受験の方は、まず志望校の英語がどのような位置づけにあるのか、今一度確認することをおすすめします。やる価値は十分ありますよ。
それでは次回も一緒に、帰国知識を増やしていきましょ!
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