これまで多くの子どもたちに勉強を教えてきました。TOP校に進学した生徒から、学校の卒業がやっとという生徒まで様々です。その中で、私が感じたことを今回お話しようと思います。それは、【整理整頓と勉強について】。
急ですが、皆さんのお子さんの机は綺麗ですか?
ここでいう『綺麗』とは、机の上が整理整頓された状態で、基本的に何もない状態になっていること。宿題のやりっぱなしや関係のない本が乱雑に置かれていれば、それは残念ながら綺麗ではありません。これまでの経験上、男の子の7割以上は汚くしています。笑
実はこの整理整頓ができるかどうかは、成績の伸びとも大きく関係しています。整理整頓ができている生徒は、基本的にノートの使い方が上手く、計算スペース・まとめスペース・板書スペースなど、知識を整理しながら頭にいれていきます。一方、机が万年散らかし放題の生徒は、大抵ノートもばらばら、計算もあちこちにして、あとで見返す気すら失せてしまうようなノートを作っています。もちろん、復習はしませんので、勉強も定着せず、成績も低空飛行のままです。まだまだ精神的にも幼い小中学生の男子に多いパターンですね。
目の前のことや知識(学校の勉強)を整理する習慣がある子どものほうが、成績がいい、それは当たり前のことです。日常習慣の延長に勉強はあります。
その改善には、勉強面からノートづくりの決まりを作ってみることが有効です。例えば、私が算数や数学を指導する際、必ずノートの左側2~3㎝に縦線を書いてもらっています。ここに、日付や問題番号を書き、右側4~5㎝のスペースは、計算スペースとして活用しています。小さなことですが、積み重ねて一冊ノートが仕上げると、いかに復習しやすさと整理が大事なのかがわかります。こうした経験の積み重ねが整理整頓の意識を身に着ける第一歩になります。
大人になる成長とともに、自分で整理する習慣が自然と身に付くこともありますが、整理する習慣のないまま大人になるケースも多くあります。その結果は、どうなるか大人の皆さんならわかりますよね。
まずは、ノートの整理整頓をしてみましょう。
そして、机周りの掃除を始めてみましょう!!
その積み重ねが大人になったときの財産になります。
あと、子どもたちだけにいわず、私も片づけ、片づけ。。
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それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょ!