今回、お話するのは『洗足学園中学高等学校』について。
神奈川県下有数の進学実績を誇る女子校、洗足学園。
とくに英語を得意とする帰国生に人気があります。
それでは、学校紹介をしていきましょう。
洗足学園は、東急田園都市線・大井町線『溝の口』、JR南武線『武蔵溝ノ口』から徒歩8分9分程度の場所にあります。
1980年代までは、偏差値32程度の女子校だったのですが、90年台中頃からの学校改革を経て、県下有数の進学校へと変貌を遂げました。
とくに、年間200を超える学外活動(校内では『他流試合』と呼ばれている)は、洗足を語る上で外せません。例えば、模擬国連や次世代リーダー養成塾、海外でのボランティア、各種コンクールやコンテストなどの外部活動で、生徒それぞれが興味のある活動を選び、自発的に取り組んでいきます。そこで得られる知見は、生徒にとって貴重な経験となるでしょう。人気の秘密のひとつです。
また、帰国生は240名の定員のうち、毎年35名前後が入学しています。年々、英語力を持つ生徒のレベルも上がってきており、英検準1級から1級を保有する生徒も少なくないようです。そして、入学後の英語教育とともに、数学や国語などのフォローアップが充実しているため、英語以外に自信のない生徒も入学後の頑張り次第で挽回できます。
一方、帰国生入試は、英語が必ず含まれます。(しかも、配点が50%以上)大きく分けて2つの入試方式があります。
A方式:英語(100点)・面接(100点)
B方式:英語(100点)・算数(100点)・国語(100点)・面接(100点)
特に、英語の問題は、文法重視の問題構成となっているため対策が必要です。つまり、文法知識がないと答えにたどり着かないようになっているのです。洗足入試において、文法対策が合格のポイントといえます。
もちろん、面接も重要です。
入試本番、ネイティブの先生との英語面接では鋭い質問がきますので、入念な準備が必要です。また、受験前に模擬面接(小6は2回まで、小5は1回まで)を学校が行ってくれるので、興味がある方は受けておくのもよいでしょう。
模擬面接は、明日受付開始です。
最後に、2019年度の入試日は1月12日です。12月は頌栄女子学院、広尾学園、1月の下旬は学習院女子、渋渋、渋幕と、帰国生入試が続きます。受験予定の方は今から願書提出から合格発表・入学手続き日までのスケジュールを綿密に立てておきましょう!
参考にしてみてくださいね!