受験のための帰国時期をどうすべきか。
アジア在住の新小6保護者の方からのご相談です。
【相談内容】
Twitterやメールマガジンがとても参考になっています。 帰国時期について悩んでます。現地から直接受験となりますが、 現在国際間移動の隔離期間が往復で1か月必要となるためすべての 学校を受験するとなると11月~ 2月までの長期間日本に滞在することになります。 受験を最優先に考えれば2学期から日本に本帰国するのが最善策で すが、 子供は3月まで現地の学校に通学したいと思っているため本帰国は 嫌がっています。子供の意見を尊重するか、 受験を最優先に考えるか、私も結論が出せません。 過去の事例から、どちらの方が成功する可能性が高いでしょうか?
入国時の2週間待機によって、海外との行き来が難しくなり、 上記相談をよく受けるようになりました。
私なら、3月まで現在の学校に在籍することを模索し、 難しければ最適な受験日程を組みます。2月まで入試があるということは、慶應 SFCや4科受験を検討されているのでしょう。
まず、9月編入からの11月帰国受験は、 新しい環境に慣れるまでを考えると厳しいです。 非日常の受験だからこそ、 落ち着いて取り組まなくてはなりません。
また、12月以降に入試が始まる場合、2月まで【短期滞在】 という形で学校に通わないケースは以前からありました。( 学校に編入しても、すぐ冬休みに入ってしまいますからね。)
上記の点から、以下の順で検討してみてはいかがでしょうか。
① 現在通っている学校に相談して、 日本からオンラインで授業を受けさせてもらえないか相談する。
② ①が難しい場合、受験日程を12月以降で組み立てる。 11月以前の入試は、海外入試や2月入試に振替え対応する。
帰国生入試は、早いところは8月の海外入試から始まり、 翌年2月まであります。受験生にとって、 ありえないほど長丁場な戦いです。だからこそ、 今から綿密な計画を立て、準備を進めましょう。
参考にしてみてくださいね!