高校受験において、入試直前期に帰国するのに、
帰国枠での受験ができない場合があることをご存知でしょうか。
滞在年数や帰国時期が資格要件に合わず、受けられない場合は知られているのですが、受験段階までに9年課程を修了していないために受験できないケースがあることはあまり知られていません。
例えば、慶應義塾高校の帰国枠は、
9年間の教育課程を修了(見込)している必要があります。
しかし、現地校に通う、9年課程を受験後の6月に修了する一部の生徒は、
そのため、(例えば)アメリカの日本人学校では、中3の2学期に現地校から日本人学校に転入して、卒業(見込)資格を得た上で、帰国受験するというケースが毎年起きています。
このような状況を知らなかったら怖いですよね。
出願段階で、帰国枠で受験ができないことが発覚するケースが毎年起こっています。
一方、青学やICU、早大本庄やSFCなど帰国生を積極的に受け入れている学校は、上記条件でも受験可だったりします。
現在海外在住の中学生は、志望校の募集要項を確認して、帰国枠での受験ができるかどうか事前に確認しておきましょう。
※出願関連でわからないことがあれば、遠慮せず学校側に確認されることをお勧めします。
参考にしてみてくださいね!