12月も2週目に入り、多くの帰国入試を行う学校が、そろそろ合格発表をはじめていますね。私の周りでもうれしい報告がつづいています。
さて、今回は、帰国生の編入制度について。
帰国入試は、実は、年中やっています。(編入と違い、入試は基本的に4月入学)
といっても、10月~12月が入試のピークで、面接・作文・学力審査(中学受験だと算国のみ)という学校が多いですね。
ただ、陰に隠れて、ひっそりと帰国生対象の“編入”という入学の方法が存在します。
帰国編入とは、、、志望校に欠員が出た場合に主に募集する入学制度なんですが、
あまり知られていません。
それもそう。
制度の根っこが欠員調整なので、若干名しか受け入れをしていません。
※卒業時期の違うインター生の受け入れをしたいというのも理由の一つです。
そして募集学年は、中2進級時や高2進級時が多いことが特徴的。
なぜかって?
中1や高1は、そもそも欠員が出にくいですし、1学年目だと、帰国入試や一般入試で入った生徒に少なからず与えてしまう不公平感を配慮してのことでしょう。
ただ、帰国入試や一般入試だと、入学がものすごく難しいのに、編入だとさらっと入れた、なんてことがあるので、一度学校に問い合わせてみるのもいいでしょう。
そして帰国入試をやっている学校は、転校していく生徒がけっこういます。なぜなら、一旦日本に帰国したけど、数年でまた海外勤務の辞令が下りたという家庭も多いですからね。
そこで、ちょっと寄り道、、
大切な学校選びの道しるべ!
もし私たちが、志望校入学後また海外に転勤することになったとき、復学できるかどうかって、実は大事な学校選びの基準となります。学校選びでは、先に確認しておいたほうがいいですよ。その際のポイントは、過去復学したケースがあるのか、休学する場合授業料を払う必要があるのか、これからいく海外の学校の単位を復学後認定されるかなど、もしかしたら!に、備えておきましょう。
ここの判断については、結構難しいですので、また記事にしますね。
~まとめ~
○“編入”とは、主に欠員調整を行うための募集制度。
○情報はあまりオープンにされないので志望校に直接問い合わせてみるのが吉。
○自分が転校する際、また復学できる制度かは学校選びの大切なポイント。
入るだけでなく、入ったあとのことも考えた学校選びをしましょう!
それでは次回も一緒に、帰国入試の知識をふかめましょ!
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