年が明け、2014年になりました。みなさん、あけましておめでとうございます。
今年も海外からどんどん情報発信していきますね。どうぞよろしくお願いします。
2014年 第1回目の記事は、教育について。
いつもは、海外教育の情報や受験について発信していますが、今回は、教育や環境のお話。
日本の教育問題は、大学入試の仕組み、偏差値教育、幼児の保育施設の不足、シングルマザーの支援、、、例を挙げれば、きりがありません。
時代の流れ、世論は、絶えず変わり、その時代の雰囲気によって教育制度も変わります。2014年もちょっとずつ変わっていくでしょう。
まあ、当然のことながら、教育に絶対的解などありません。
なぜなら、子供の数は、数千万人いるのに全員に当てはまる最適な解となる教育などありえませんからね。
ただ、最近よく感じるのが、いつの時代・環境・国であろうと、本質的なことは変わらないんではないかということ。
それは、当たり前のことですが、
そして、特に受験前になると忘れがちになってしまうことですが、
本当にその学校や環境で、子供が成長できるのか。
では、子供時代にやっておくべきこととは何でしょうか。
たとえば、
子供の同士が競って、学ぶこと。
友達に何かをされて、学ぶこと。
人にやさしくすることで学ぶこと。
そして、大切なことは、
子供自身に考えさせ、自分で答えを見つけるという行いこそ、子供を効果的に成長させるということ。
(もちろん、それは、年齢や成長によって個人差はありますし、時に何かを強制することも大切です。ただ、自分で見つけたことや答えを、子供も大人も大切にします。)
そうした経験をもとに、初めて子供の人間性が磨かれます。
そうした、配慮が教育には必要ではないでしょうか。
大人がすべきことは、答えを単に教えることではなく、子供が自分で答えを見つける手伝いをすることに徹すること。
はっきりいって、子供は勝手に育ちます。
親がどうのこうのいっても中学高校になると
その際、彼らは、同級生や先輩後輩と比較・競争しながら成長していきます。
そこに、親の影響力は、(小学生のときと比べ)どんどん薄れていきます。
だとすれば、親が用意できるのは、多感な時期である子供の環境を一緒に選ぶということくらい。ただ、一方でそれは、教育の中で最大の選択の一つでもあります。
子どもは、ほかの生徒に比べてできること。やれることを伸ばそうとします。ほかのひとよりうまいと思えることに力をいれます。
ならば、子供の得意なことを伸ばすというきっかけを否定せず、生徒の指向性にも興味をもち、伸ばすことが何より大切なのではないでしょうか。
世界の教育は、
日本の教育は、
家庭の教育は、
はたして、それができているでしょうか。
そんな学校や環境はきちんとあり、それぞれの子供にあった環境を選んでいるのか。
そんなことを考えながら、今年も学校情報やその選び方について発信していきます。
今年もどうぞ、『海外教育日記』をよろしくお願いいたします。
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