ゴールデンウイークも過ぎ、普段の生活に戻ってきましたね。 今回は、寮が中学から併設されている学校について、お話します。
全寮制の立教英国学院
寮完備の高校は、日本に結構あります。特に、地方のスポーツ強豪校などは、寮完備が普通です。しかし、中学校で寮のある学校というのは、そう多くありません。各県に1~3校程度あれば御の字。無いという県も少なくありません。
中でも、全寮制を掲げる学校がいくつかあります。完全な寮での生活も、教育の一環としている学校です。具体的には、立教英国学院、海陽学園、埼玉栄、広島三育学院など。。
では、寮の魅力とは、なんでしょうか。
ひとつは、生徒一人で日本に帰国するならば、選択肢として有力であることですね。しかし、それ以上に、価値があるのは中高を集団生活することで得られる、
規律と繋がり
まず、同年代の生徒同士で暮らす6年間は、相当濃厚なものとなります。その中で得られる、集団の中での規律は、社会人となったときの指針となり、クラスメイトや上下のつながりは、人生の財産となるでしょう。
例として、愛知県の海陽学園。平成18年創立の学校で、トヨタや中部電力が出資して作られた新しい学校です。男子校で定員120名で、近年相当人気が高まってきています。進学だけでなく、人間教育にも力をいれており、上記の企業の若手スタッフを寮に一緒に住まわせて、指導するなど行っています。生徒たちも、帰省から学校に戻るときに、『海陽に帰る』と表現するほど、愛校心が強いのが特徴です。
あえて、寮を選び、勉強だけでなく、それ以外のことも学ばせたいと考えるご家庭は、選択肢のひとつになるでしょうね。
それでは、次回も一緒に帰国知識を勉強しましょう!
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