今回お話するのは、海城学園について。
Wikipediaより
海城学園は首都圏の中学受験で非常に人気のある学校です。戦前は日本海軍のエリート養成機関・海軍兵学校に多くの生徒を送り込む学校として全国的に有名でした。例年一般入試は、2月1日と3日の2回ありますので、開成や麻布、駒場東邦受験生の併願校になっています。結果、入学難易度は高い。帰国生枠はなんと、30名もあります。帰国生で、東京に帰られる方は、一考の価値はありますよ。
海城学園の教育理念は、『新しい紳士』。アメリカやイギリスなどの海外に留学する機会などもあります。がつがつしているというよりは、スマートな学校といったところ。もちろん、文化祭や体育祭は燃えますよ。以前は、現在の開成学園と同様、中学と高校で募集していましたが、数年前より、高校募集を停止しています。
最新年度の志願者数は、
【帰国生入試】※募集定員計30名 コースについては、以下要項参照。
Aコース(算・国・理・社・面接)86名
Bコース(算・総合・面接) 32名
Cコース(算・総合・英・面接) 44名
【一般入試】※募集定員各145名
2月1日481名
2月3日1206名
※ただし、3日の入試は、出願だけしておく家庭が非常に多いですので、あまりあてになりません。
帰国生入試では、2分のプレゼンテーションがありますので、準備が必要です。次に、入試要項(今年度)は、
【帰国生入試要項】
■ 募集人員男子30名■ 応募資格(1)平成27年3月小学校卒業見込みの方(2)同居の保護者、または保護者の認める成人のもとから通学できる方(3)平成21年4月1日から平成27年3月31日までの間に2年以上海外に在住し、かつ、平成24年7月1日以降に帰国した方◇ 帰国生入試の受験者は、一般入試(1)・一般入試(2)も受験可能です。■ 出願期間平成26年12月8日(月)~平成27年1月6日(火)
取扱時間:日曜日・祝日を除く平日午前9時から午後4時まで。
土曜日、1月6日(火)は正午まで。
ただし、年末年始の休業日(12/28~1/4)を除く。郵送は12月19日(金)必着。■ 出願手続入学願書・受験料振込票・受験票・面接カード
海外生活証明書(保護者の所属する機関の長の証明、またはこれに代わるもの)■ 試験日・科目平成27年1月7日(水)A方式:算数・国語・社会・理科、面接(10分程度・受験生のみ)B方式:算数・総合、面接(10分程度・受験生のみ)C方式:算数・総合・英語、面接(10分程度・受験生のみ)※A方式、B方式、C方式いずれかを選択。算数はA,B,C方式共通問題。総合はB,C方式共通問題。※C方式・英語の問題は、自由記述の作文問題。※面接時に「生活していた国や地域と日本との違い」について日本語による2分程度のスピーチあり。
「スピーチ」中に、メモを参照したり資料等を用いたりすることは出来ません。■ 試験時間午前8時までにご来校ください。入試の諸注意があります。
【A方式】算数:8:20~9:20国語:9:40~10:30社会:10:50~11:35理科:11:55~12:40面接:13:20~ 【B方式】算数:8:20~9:20総合:9:40~10:40面接:11:00~ 【C方式】算数:8:20~9:20総合:9:40~10:40英語:11:00~11:40面接:12:20~■ 合格発表平成27年1月8日(木) 午前9時~午後4時 校内掲示■ 入学手続平成27年1月8日(木) 午前9時~午後4時※海城学園HPより引用
紳士たる教育を目指す、海城学園。
教育理念に共感できるなら、受験を考える価値はありますよ。
海城学園のグローバル通信
【海外教育についてのブログ一覧】
それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょ!
ご相談・お問い合わせは、infokikoku@yahoo.co.jp まで。