夏休みで日本に帰国されている方も多いのではないでしょうか。今回は、夏休みの後半の過ごし方について。
8月も中盤に差し掛かってきましたが、お子さんの夏休みの宿題は、順調に進んでいますか?、、、、毎日遊んでばかり、勉強時間0分で困ってます、という方も中にはいらっしゃるでしょう。受験・非受験学年問わず、勉強時間0で、生活も昼夜逆転してしまうのも今の時期の特徴です。
その原因は、やはり強制力がなくなっていること。具体的にいうと、学校や塾の宿題です。締切がないというのは、糸の切れた凧と同じで、ふわふわ、だらだら過ごしてしまうものです。そうして、学校が始まる直前に泣きわめきながら、宿題をやる、という毎年恒例の光景へ。。笑
さあ、どうすればよいか。
それは、当たり前のことですが、課題の締切を作ることと、生活習慣の改善です。小中学生問わず、夏期後半を過ごすうえで大切なことを、以下3点にまとめました。
①まず、起きる時間・寝る時間を決めましょう。
⇒ポイントは、7~8時間の睡眠時間を確保すること。小学生なら、午後10時半、中学生なら午後11時くらいに就寝して、午前6時から7時に起きるようにしましょう。ちなみに、私が現在指導している中3生へは、11時就寝、5時半起床するよう勧めています。結果、朝の時間を効果的に使えるようになり、この夏、成績も各段に効率が上がってきています。
②明日からの3日分の課題を計画しましょう。
⇒とにかく、明日、明後日、明々後日の3日分の計画を立てましょう。その際、確実にできる課題量にすること。何時までに終わらせるか一緒に決めておくのも良いですが、気合が入りすぎて、膨大な量や無理な時間でやろうしないことに注意です。続かなければ意味がありませんからね。一歩一歩確実にできる量から始めましょう。
③その日を振り返る時間を作る!
⇒これが意外と大切です。課題に限らずお盆等、様々なイベントもあります。そんな中、それらを家族で振り返る時間を毎晩作ってみましょう。寝る前の3分でかまいません。その日どうだったか、どんなことが楽しく、どんなことが反省すべき・改善すべき点だったのか、お父さんも含めて家族で話してみましょう。たいてい『楽しかった。』、『うれしかった。』と淡泊な感想を言うと思います。その時は、『どんなふうに?』と更に質問してみてください。特に海外に住んでいる小学生は、自分の言葉で、しっかり説明する練習することが怠りがちです。小さな訓練が将来、大きな財産になりますよ。それに、家族で毎日を振り返る時間は子供にとって、きっとかけがえのない物になるでしょう。
せっかくの夏休み。有意義に過ごしてくださいね。
あと、台風など天気が荒れているようですので、帰国・旅行されている方は、くれぐれもお気をつけて。
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それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょ!
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