f:id:tapdan:20150925123409j:plain
今回は、教育関連の書籍をご紹介をしたいと思います。
勉強したがる子が育つ『安藤学級』の教え方
子供への接し方へのヒントが書かれており、参考になりましたのでご紹介します。
安藤英明先生は、 北海道の大ベテランの教師。若い頃大病し、その後職場復帰され、小学校教育に尽力された方です。クラス運営や巧みな子供の力の引き出し方がこの本で紹介されています。
中でも、私が参考になった部分は、1ヶ月で『話す力と聞く力』を伸ばすという章。近年、自分の言葉で話せない子供が増えています。ではどうすれば良いのか。
言葉に限らず、語彙を増やし、自分の言葉で語れるようになるために、
①型を決めること
②自分で決めた という実感が大事
が大切ということ。
特に、苦手意識が強い子というのは、問題に対して何から手をつけていいのかわからないということが多いですよね。そのため、はじめにフレームを用意してあげる、そして、それを自分でやったと実感させながら指導していくこと。
実際に、海外の子供に教えていると、日本語の力が弱いケースが多くあります。そして、国語力に限らず、計算や苦手なことを克服する時も、上記のステップは大切なプロセスとなるでしょう。きっと子育ての参考になります。おすすめの一冊です。
勉強したがる子が育つ「安藤学級」の教え方

勉強したがる子が育つ「安藤学級」の教え方

それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょ!