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Wikipediaより 青山学院高等部
今回、お話するのは【青山学院高等部】について。以前より帰国入試もあり、現在も海外生に人気がある学校です。国内生にも人気があり、一般入試の難易度は、偏差値が70を超えるほど。
では早速、青山学院高等部の概要からお話していきましょう!
【学校の歴史と概要】
現在の青山学院高等部という形態になったのは、1950年。戦前から高等部の前身にあたる組織はありました。
キャンパスは、東京都渋谷区渋谷にあります。隣には青山学院大学があり、都心の一等地に立地しています。※渋谷駅から歩いて通うことができます。
大学附属校としての特色が強く、慶応や早稲田の附属校などと併願する生徒が国内・帰国生問わず多いことが特徴の一つ。
帰国生は、入学後、初等部や中等部上がりの内部進学組、国内生などの一般入試組と同じクラスになります。そのため、帰国入試では、入学後に授業についていけるかの基礎学力が主に問われることになります
国内生とは別枠で行われる帰国入試
帰国生には、国内生が主に受ける一般入試とは別に帰国入試が用意されています。入試日程や問題が一般入試と異なります。
【募集定員】
男女合わせて30名
【入試科目】
適性検査・面接・書類審査
適性検査は、英数国3科目の力が必要です。
特に、数学・国語は標準的な問題が出題されます。一方、英語の難易度が高く設定されています。リスニング試験はありません。
面接は、20分程度のグループ面接です。基本的には、日本語での質問になりますが、英語圏出身者については、英語での質問もあります。
【卒業生の進路】
附属高校としての特色が強い、青山学院高等部。
しかし、毎年一定数は、外部の大学へと進学しています。
2015年は、428名の卒業生に対し、
青山学院大学・女子短期大学進学者349名
外部大学(東大、早稲田、慶応等)・浪人等79名
例年、8割程度の生徒がそのまま青山学院に進学します。逆に外部の大学に進学したい生徒は、注意しなければなりません。特に、医学部や歯学部志望者。青山学院大学には、それらの学部がありませんので、附属校の雰囲気の中、受験勉強を行わなくてはなりません。
それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょう!