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早慶中に関するお問合せをいただくことが多いので、一度まとめをしておきます。
今回のテーマは、早慶中への帰国枠入試について、初歩の初歩からお伝えします。
それでは早速、早慶中の一覧から確認してみましょう。
【早稲田系】青字:男子校、緑字:共学校
早稲田大学高等学院中学部(男子校)
早稲田中学(男子校)
早稲田実業学校中等部(共学校)
【慶應義塾系】
慶應義塾普通部(男子校)
慶應義塾中等部(共学校)
慶應義塾湘南藤沢中等部(共学校)
以上6校(首都圏)がいわゆる早慶中と言われる学校です。
それでは、この中で、帰国枠をもつ早慶中はどこでしょう。
答えは、、
【早稲田系】
早稲田中学(男子校)・・・帰国枠若干名(4科:算国理社)
早稲田実業学校中等部(共学校)・・・帰国枠3名以内(4科:算国理社)
【慶應義塾系】
慶應義塾湘南藤沢中等部(共学校)・・・帰国枠30名(4科:算国理社or3科:算国外国語作文
以上3校です。早稲田系は、意外に少なく感じますね。逆にSFCの募集定員が際立ちます。というのも、SFCの帰国枠定員は、帰国生入試の世界でもトップクラスの数を誇っているのです。(他校で有名なのが、攻玉社の帰国枠40名)
しかも、早稲田中と早実はいずれも募集人数が若干名・3名以内で、かつ4科目が必要ですので、実質的に国内生とほぼ同一条件。要するに早慶中のなかで帰国生受け入れに積極的な学校は、慶應SFC(募集30名)というのが正しい認識なのです。
試験日程を整理すると、
2月1日・・早大学院中、早稲田中①、早稲田実業、慶應普通部
2月2日・・慶應SFC
2月3日・・早稲田中②、慶應中等部
女子が早慶中を受けようとする場合、早稲田実業→慶應SFC→慶應中等部のパターン一択。高校受験同様、早慶附属はまだまだ男子の枠の方が多いんですね。
そして早慶中(帰国枠)の試験問題は、すべての学校で国内生と同一問題。唯一違うのは、慶應SFCの外国語作文くらいです。(ただし、算国は共通問題)
このように早慶中を狙う場合、一般入試で狙っていくつもりで準備をする必要があるのです。こうした正しい情報をもとに、受験戦略を立てていきましょう!
参考にしてみてくださいね!