今回お話するのが、攻玉社中への帰国枠入試について。
【2017年度・算数】
1 計算問題(4問)
2 一行問題(8問)
3 確率(4問)
4 速さ(3問)
攻玉社(帰国枠)算数は、ここ数年、難化傾向にあります。2009年以前の問題は、非常に解きやすい問題が多かったのですが、この数年は比較的一般入試の問題に近づいています。しかし、まだまだ取り組みやすい問題が多い中学といえます。
受験者間で差がつくのが、大問2の一行問題。四谷大塚や日能研のテキストでも扱われている標準的な問題レベルです。立体図形の求積や図形の回転移動など、各単元の基本問題がきっちりと身についているかどうかが問われます。また、後半の大問3、4は、受験生が苦手にしていることが多い単元『確率』『速さと比』が出題されました。こちらも受験生間でしっかりと訓練している生徒とそうでない生徒で差がついたことでしょう。
2017年度の入試結果は、以下
国語 受験者平均48.6点、合格者平均58.0点
算数 受験者平均60.8点、合格者平均74.2点
やはり、合格者は算数でしっかりと稼いでいるのです。
攻玉社中合格には、算数が鍵。参考にしてみてくださいね!