今回お話するのは、
帰国枠の入試問題の種類について。
以前、記事にしたことがあるのですが、
今年は入試制度変更が多そうなので、
入試問題から再度共有しておきますね。
まず、近年の背景として、
帰国生入試を行う学校は年々増えています。
特徴的なのが、
『グローバル入試』という国内のインターに
通う生徒も受けられる英語受験枠が増えている点。
※慶應湘南藤沢も来年、この枠に参戦する予定です。
各学校が入試日程から科目まで、
試行錯誤して組み立てているのです。
一方、アジアの日本人学校生が増えるにつれ、
算数・国語の2科入試が増えてきました。
通常、一般入試ならば4科目必要な学校も、
帰国枠ならば、2科目で受験できる場合が
多くあります。
ものすごく簡単と言う訳ではありませんが、
国内生にはそもそもないチャンスなので、
受験資格があるならば、
どんどんチャレンジしていきましょう。
そして、あまり知られていませんが、
帰国枠の問題が一般枠と同じかどうかという点。
実は、非常に重要です。
なぜなら、帰国枠単体の入試日で行われる
入試問題のほうが、易しい傾向があるからです。
そのため、国内生が受ける入試問題だと、
問題レベルがぐっと高くなります。
その大まかな見分け方としては、
一般枠と同日に帰国枠を実施しているかどうか。
首都圏であれば、2月1日・2日が入試日の
帰国枠のほとんどが一般枠と同じ問題です。
例えば、早稲田・慶應SFC・成蹊・東洋英和・
青学横浜英和・本郷・城北など。
志望校の入試問題が一般枠と同じかどうかは、
事前に確認しておくといいですよ。
参考にしてみてくださいね!