今回お話するのは、
渋谷教育学園渋谷中(通称:渋渋)について。
渋渋は渋幕・広尾学園と並び、
帰国生に人気の高い学校のひとつです。
今年受験を考えている方も
いらっしゃることでしょう。
そこで、2018年度の入試結果を
まとめておきたいと思います。
《募集人員》
帰国枠 男女計12名
《日程》
1月27日
《試験科目》
①英語受験:国語・算数・英語 面接(英語)
②作文受験:国語・算数・作文 面接
《2018年度 入試結果》
◆英語受験
受験者数
2017・・・119名
(男子:49名、女子:70名)
2018・・・118名
(男子:45名、女子:73名)
合格者数
2017・・・24名
(男子:6名、女子18名)
2018・・・24名
(男子:6名、女子18名)
◆作文受験
受験者数
2017・・・171名
(男子:80名、女子:91名)
2018・・・134名
(男子:65名、女子:69名)
合格者数
2017・・・35名
(男子:15名、女子:20名)
2018・・・35名
(男子:14名、女子:21名)
英語受験は、受験者数・合格者数
ともに昨年並でした。
一方、作文受験は、合格者数は一定
だったものの、受験者数が40名弱減少。
これは、2017年の倍率が、
約4.8倍と高く、
ハイレベルな入試になったことで
18年度受験組に敬遠されたと考えられます。
隔年現象が起きるとすれば、
来年度は作文受験の入試倍率が
高くなるかもしれませんね。
また、渋渋は男女で定員を決めて、
合格者を出さないため、男女比率が
女子優位になっています。(一般入試も同様の傾向)
そのため、在校生も、
女子の比率が高い傾向があります。
最後に、面接対策。
特徴的なのが、受験者5名前後が
半円状に2名の面接官を囲み、
面接が行われることです。
質問内容も、英語受験と作文受験とで、
大きく異なります。
英語受験は、グループ単位で受験生それぞれに
タスクが与えられ、みんなで考えをまとめる形式です。
ディスカッションもありますので、
他の受験生をまとめるリーダーシップや積極性が大切です。
一方、作文受験は、志望理由や将来の夢など、
基本的な質問事項が問われますので、
事前の準備がしっかりと行いましょう。
同じ学校でも、入試方式により、
面接内容が全く異なります。
当然、合格基準も別々だと考えられます。
渋渋中受験を考えている方は、
参考にしてみてくださいね!