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今回、お話するのは広尾学園について。
海外生や帰国生で、受験を考えている方も多い学校です。
広尾学園が帰国生に人気がある理由は、インターナショナルコースアドバンスグループ(略AG)と呼ばれる、オールEnglishクラスの存在が挙げられます。一般的に帰国生受け入れ校といっても、英語のみ取り出し授業で、その他の授業はすべて国内生と同じというケースがほとんどなのですが、広尾学園のAGではほぼすべて英語で授業が進められ、在校生の英語のレベルも、(指標として)英検準1級から1級レベルと、ほぼ全員がネイティブ並の英語力を持ちます。
結果、欧米圏の現地校やインター校で学んできた子供たちは、入学後のAGの授業スタイルに戸惑うことなく入り込むことができるため、現地校やインター校出身の帰国生はこぞって広尾学園を志願するのです。
一方、インターナショナルコースには、スタンダードグループ(略SGという、これから英語力を伸ばしたい生徒向けのクラスも設置されています。そこまで英語には自信がないけど、これからしっかりと学びたい生徒は、SGで着実に力をつけていくことができます。日本の学習内容(教科書)を英語で学ぶイメージです。
以上のような学習体制を用意している学校は、広尾学園の他には、国内インター校くらいしかありません。しかも、広尾の学費は、国内インター校の半分以下と、経済的負担が相当減ります
広尾学園 by AERA (AERAムック)

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T68広尾学園高等学校 2019年度用 3年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

こうした人気に比例して、広尾学園は入試難易度も上がってきました。以前は純心女子という一般的な女子校でしたが、10年ほど前の共学化・改称から、積極的な学校改革を行い、現在の広尾学園につながりました。
世田谷区にある【三田国際学園】という学校も最近注目されているのですが、実は広尾学園の改革を行った元理事長が、三田国際の現経営陣に入っていることも無関係ではありません。今後の学校改革で伸びる学校として期待されているため、広尾学園との併願者も増えています。チェックしておきましょう!
これから学校選びは本格化していきます。
参考にしてみてくださいね!