今回お話するのは、
早稲田大学本庄高等学院の
入試制度変更について。
帰国生にとって、
慶應湘南藤沢高等部と
同等の人気がある学校です。
これまで、早大本庄は、
早大の附属校としては、
唯一面接を実施してきました。
(一部、系属校で面接実施している
ところもあります。)
さて、そんな早大本庄が先日、
入試制度の変更を発表しました。
それは、二次面接の廃止!(20年度以降)
一般・帰国生入試ともに面接が無くなります。
帰国推薦枠・I選抜は引き続き面接はあります。
この二次面接廃止は、入試において
大きな影響を与えることが予想されます。
なぜかというと、
一回の学力試験で合否がきまるため、
受験へのハードルが下がり、
受験者の増加や難易度上昇が
見込まれるため。
これまでの2次面接は、
早大本庄に本気で来たい受験生を
ある程度絞り込むための
スクリーニングツールになっていました。
しかし、来年度入試から面接準備の必要が
なくなり、受験しやすい入試となるため、
これまで面接の負担があることで、
早大本庄を避けていた層が
流れてくる可能性があります。
結果、合格者数や入試難易度などに、
影響が出るでしょう。
帰国生の早慶高受験への影響という観点で、
今回の入試制度変更は、
個人的に非常に注目しています。
受験生は参考にしてみてくださいね。