【帰国子女受験】洗足学園中学への帰国生入試とは？（試験科目・入試結果・日程）

建学の精神

建学の精神：『謙愛』

大正13年創立。大正15年洗足高等女学校開校。校名の洗足は敬虔なクリスチャンであった創始者前田若尾が、新約聖書のヨハネ伝からとったもので、「謙愛」の心を育成することを教育方針としている。

帰国生比率・復学制度の有無

☑️帰国生募集定員比率

→8.3%（一学年240名のうち20名）

※ただし、一般入試にも、小学低学年に帰国した帰国生が複数受験していることが予測される。

☑️復学制度→あり。

※入学後に保護者が海外転勤となる生徒には再入学できる制度が整っている。何年生への転編入も認めており、現地校の取得単位も認定される。

☑️帰国生出願要件(2022年度入試)

応募資格	2009年4月2日～2010年4月1日に生まれた女子

※洗足学園の帰国生入試は、海外滞在要件がないため、国内インター生や英語が得意な国内生なども受験することができる。

募集定員・試験科目

募集人員：20名

試験科目（配点）：

A方式	配点（計200点）	時間
英語	100点	60分
面接（英語での質疑応答）	100点	ー

B方式	配点（計400点）	時間
国語	100点	50分
算数	100点	50分
英語	100点	50分
面接（英語での質疑応答）	100点	ー

A方式は主に現地校出身者向け、B方式は主にインター出身者・早期帰国者向けの入試と言える。入試の特徴は、英語・面接（英語での質疑応答）の比率が、A方式で100%、B方式で50%と高い点。英語の問題は、A方式とB方式で別問題が用意されており、A方式の方が難易度が高く、試験時間も10分長い。出題傾向は、文法単元の割合が比較的高いため、確かな文法知識が求められる。

また、B方式の算数・国語については、中学受験の基本〜標準問題レベルが求められる。国内生向けの模擬試験を参考に、各単元の要点が定着しているか確認しながら、学習を進めていくことが肝要。

入試結果（過去3年間）

年度	募集人員	出願者数	受験者数	合格者数	実質倍率	合格最低点
2021年度	計20	116	110	46	2.39	118（59.0%）
2020年度	計20	129	118	45	2.62	111（55.5%）
2019年度	計20	111	102	39	2.61	121（60.5%）

年度	募集人員	出願者数	受験者数	合格者数	実質倍率	合格最低点
2021年度	計20	98	92	34	2.70	217（54.2%）
2020年度	計20	103	99	31	3.19	230（57.5%）
2019年度	計20	87	86	29	2.96	224（56.0%）

入試日程（2022年度）