【帰国子女受験】海城中学への帰国生入試とは？（試験科目・入試結果・日程）

教育理念

教育理念：『リベラルでフェアな精神を持った「新しい紳士」の育成』

明治24年海軍兵学校の予備校として発足。昭和22年学制改革により、海城中学校設立。昭和23年海城高校を併設。「国家社会に有為な人材の育成」という建学の精神のもと、現在は「公正基底的自由主義」の立場に立ち、リベラルでフェアな精神を持った「新しい紳士」の育成に取り組んでいる。

帰国生比率・復学制度の有無

☑️帰国生募集定員比率→9.3%（一学年320名のうち30名）

※ただし、一般入試にも、小学低学年に帰国した帰国生が複数受験していることが予測される。2011年の高校募集の停止に伴って、帰国生入試を設定。2019年度入試から、現在の入試形式となる。

☑️復学制度→あり。

※入学後に保護者が海外転勤となる生徒には再入学できる制度が整っている。

☑️帰国生出願要件(2022年度入試)→詳細下記

応募資格	(1) 2022年3月小学校卒業見込みの方 (2) 同居の保護者、または保護者の認める成人のもとから通学できる方 (3) 2016年4月1日から2022年3月31日までの間に通算2年以上海外に在住し、かつ、2019年7月1日以降に帰国した方

募集定員・試験科目

募集人員：30名

試験科目（配点）：

A方式	配点（計264点）	時間
国語	120点	50分
算数	120点	60分
面接	24点	10分程度

B方式	配点（計264点）	時間
国語	60点	50分
算数	120点	60分
英語	60点	40分
面接	24点	10分程度

A方式は主に日本人学校出身者向け、B方式は主に現地校・インター出身者向けの入試。

算数の割合が、全配点の半分と算数重視の配点となっている。算数・国語ともに、一般入試レベルの出題がされるため、一般入試の過去問をもとに対策するのが有効。英語は自由記述の作文問題が出題される。

面接では『生活していた国や地域と日本との違い』について、2分間の日本語スピーチが課されているため、事前に準備が必要。

入試結果（過去3年間）

年度	募集人員	出願者数	受験者数	合格者数	実質倍率	合格最低点
2021年度	計30	93	93	40	2.32	171
2020年度	計30	120	113	53	2.13	167
2019年度	計30	132	130	46	2.82	163

年度	募集人員	出願者数	受験者数	合格者数	実質倍率	合格最低点
2021年度	計30	76	73	25	2.92	169.5
2020年度	計30	60	56	21	2.66	157.5
2019年度	計30	66	63	21	3.00	162

入試日程（2022年度）