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立教大学
本日お話するのは、立教英国学院について。
海外には、多くの在外教育施設があります。早稲田渋谷シンガポール校や慶應義塾ニューヨーク学院などですね。今回は、中でも、最も古い歴史をもつ、立教英国学院について。
立教英国学院とは、1972年に設立された、立教大学の系属校です。在外教育施設として初めて認定された歴史があり、ロンドン日本人学校より以前に設立されました。
ロンドン郊外のキャンパスは非常に落ち着いており、勉強やスポーツに集中できる環境の中にあります。旧お屋敷を改造した校舎というのが、なんともイギリスにある学校らしいですね。寮の部屋の大きさもそれぞれ違います。
また、生徒数も他の学校と比べ、少人数。
慶應ニューヨーク学院は、約420名
早稲田渋谷シンガポール校は、約300名
立教英国学院は、約150名
それに対し、教員の生徒数に対する割合が高いことも特徴です。
常勤教員24名(日本人)、3名(外国人) 計27名
非常勤教員3名(日本人)、38名(外国人) 計41名
多数の非常勤の外国人の先生は、語学を担当されています。
語学では、英語・フランス語・ドイツ語を外国人に個別指導してもらえる機会があり、少人数教育がなされています。また、教養としてバイオリンやピアノなどの講座なども。
そして、小・中学部が併設されていることもポイントのひとつ。
小学部に通っているのは、例年数名です。中学部が30名程度。高等部が120名程度という構成になっています。このような立教英国学院の少人数教育は、細かく面倒見が良いと評判です。
【創立年】
1972年
【生徒数】
小学部3名
中学部33名
高等部123名
計159名
【卒業生の進路】
立教大学への推薦の他、指定校推薦も充実しています。
立教大学 20名
関西学院大学 6名など、
参考資料として、2014年度は、卒業生43名に対し、
国公立大5名
立教大19名
上智大6名
慶応大5名
法政大4名
早稲田大3名
等、複数の大学に進学しています。
在外教育施設には、多くの場合、指定校推薦や系属校推薦などがあり、浪人をする生徒が日本の公立高校などと比較して、少ないことも特徴のひとつです。
【UCLロンドン大学との提携】
英国大学への進学にも力を入れ始めています。今後、ロンドン大学キングスカレッジやサリー大学などとも提携をしていくとのこと。
海外高校英国大学という流れも今後増えてくるでしょうね。
【学校の所在地】
選択肢は、海外にもあります。様々な学校を調べて、ぴったりの高校を探しましょう。
それでは、次回も一緒に帰国入試知識を勉強しましょ!
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