慶應義塾高校
昨日は栄東の帰国生入試の合格発表でした。
いよいよ今年も受験シーズンの到来です。
今週以降も、複数の学校の入試がありますので、
受験生の皆さんは体調に気をつけて、
入試に備えてくださいね。
さて、今回お話するのは、学校選びをする上で
重要な【学校の規模】について。
受験する前はあまり気にしない生徒が
多いのですが、学校の規模は
大切な要素となります。
なぜかというと、学校の規模感が、
そのまま学校の雰囲気に直結するため。
事前に学校のサイズを確認しておくといいですよ。
例えば、慶應義塾高校と慶應女子高校。
一見、同じくらいの生徒が在籍していそうですが、
学校の規模が全く異なります。
慶應義塾高校:計2,200名
慶應女子高校:計620名
驚きなことに、生徒数が3倍以上も違うんです。
入学後の様子が違うことは、
容易に想像ができますね。
どちらが良いということではありません。
生徒によって合う合わないがあるのです。
では、それぞれの一般的な特徴をまとめますと、、
①生徒数が多い学校の特徴
一言でいうと、大学に近い雰囲気があります。
つまり、先生と生徒の距離感が
ある程度の距離があるため、
生徒の自主性がより大切になります。
つまり、自分のやりたいことが明確な生徒には、
うってつけの環境です。
逆にいうと、積極性がなければ『その他大勢』に埋もれてしまいがち、、
一方、生徒数が割と少ない学校の特徴はというと、、
②生徒数が少ない学校の特徴
生徒と先生との距離感が近く、
アットホームな雰囲気になります。
もちろん、学校によってサポート体制の熱心さには濃淡がありますが、少人数であればあるほど、
面倒見がよい学校が増える傾向があります。
なかには生徒管理型の学校もあるため、
入学後そのような教育体制に息苦しさを
感じる生徒もいます。
志望校はどうか確認しておきましょう。
そして、もう一つのポイントは、
高校に内部進学組(附属中からの進学組)が
いるかどうかです。
なぜかというと、内部進学組は学校の雰囲気に
圧倒的な影響を与えるから。
実際、それを嫌って、内部進学組が
実質的にいない慶應志木高校やICU高校を
進学先に選ぶ生徒もいます。
受験生本人に、学校生活で頑張りたいことが
明確にあるかどうかで、
マッチする学校環境は変わります
志望校の規模感を、早速確認しておきましょう。
参考にしてみてくださいね!